バロックアンサンブル
2018.07.25
久々の投稿。今日は日中、用事があって市役所へ行った。用事を済ませて帰ろうとしたら2階の市民ホールで下の写真のようなセッティングがされていた。おっ、何かコンサートがあるのかな?と時計を見たらこれを見て(聴いて)ゆくぐらいの時間的余裕はありそうだったので聴いてゆくことにした。


とくに撮影許可は得ていないのでコンサート開始前の状態だけ

プログラムはこういうものでした。えっ、トリオソナタが2曲入っていてこの編成?と思った。トリオソナタとは独奏楽器2+通奏低音(チェンバロorリュート+低音楽器)のはず。
演奏を聴いてわかった。独奏楽器の部分はフラウト・トラベルソとオルガン(ハンディタイプのハモンドでした)で奏されていた。そこで考えてみた。我々が教科書で学ぶバロックの演奏形態(トリオソナタや合奏協奏曲など)はバロック中期~後期(およそ1700~1750年)に形成されていったものだが、もしかしたらバロック前期の合奏は、そのとき集まったメンバーにより編成・編曲が変わる、いえば今日のジャズに近かったのかな?通奏低音(数字付低音による伴奏)なんてコードネームそのものだし。

ここ10年以上(大学での担当がピアノから音楽教育に変わって以来)、まともにバロックやクラシックの演奏会に行くことはなかったが、今日は久しぶりに「心の洗濯」をした思いだった。
学生の頃は、いい演奏会に行って感動したときは帰りに洒落たコーヒーショップでマンデリンかブルマンを楽しんだものだが、市役所では1階の自販機の紙カップコーヒーしかないので、これで我慢(笑)

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