モンゴル調査研究(11)
2017.09.28
モンゴル滞在も今日が最終日となりました。今日は再度ウランバートル第28学校訪問。合唱の練習を見せていただきましたが、学年がバラバラで取り組んでいた曲も教科書レベルではなかったのでおそらく特別活動の合唱部だと思われます。


この部屋はチョイバルサン第12学校にもあったような音楽やダンスの発表などに使用される小ホールです。昨年この学校に来たときにはここで子供たちの演奏や演舞を鑑賞しました。


この後、旅行社のツアー風にいえば「出発まで自由行動」となり、息子にまだ見せたことのないスフバートル広場にある政府宮殿(写真左)に行ってみました。これは旧ソ連統治時代、ソ連の総督府だったところであり現在は博物館になっています。ただ残念なことに今日は公開していませんでした。2014年に来たときは公開していました。その時はギリギリ8月だったのですが、観光客の少なくなる9月以後は閉館期に入るのか、何か問題が起こって完全に閉鎖されたのかは定かではありません。まあ、息子は(ここもまた)ムダにデカい旧ソ連総督府を見て喜んでいましたが。
スフバートル広場から次の行き先「民族楽器店」へ向かいます。時刻はすでに昼、腹が減ってきました。途中で目に入った看板が和(なごみ)という名の和食レストラン、この10日ほど牛と羊の肉ばかり食べていてそろそろ魚が恋しくなってきていました。明日には帰国するのですがもう限界、ということで入ってみました。入ってびっくり、なんと回転寿司!(写真右)。どうせネタは中国からの輸入だろと思いきやこれが美味しい。帰国してから知ったことですが、なんとネタは築地から直送らしいです。ネタだけでなく、従業員は全員日本語が堪能、それにカウンターの中で職人さんが握ってくれるという、最近日本ではむしろ見かけなくなりましたね、これ。寿司の他にもしゃぶしゃぶ、ラーメンなどもありますが、お値段はどれも(モンゴルの物価的には)高めです。


腹もいっぱいになったところで「民族楽器店」(写真左)へと向かいました。ここはその名のとおり取り扱い商品が民族楽器が中心。馬頭琴の他に洋琴、リンベ(横笛)もあります。もちろんピアノなど西洋音楽の楽器の教本や楽譜も扱っています。2014年に来たときはここで馬頭琴を購入しました。今回はモンゴル民族楽器についての専門書を買い漁りました(てかモンゴル語読めるのかよ!?)
今日はここから通訳のナラさん(日本に留学経験がある、写真下右の女性)と合流。デパートでのおみやげ買い物に知己合ってもらいました。買い物に行った先はノミンデパート(旧国営デパート)。最上階(6F)がおみやげ店や書店、などが入っています。そのフロアに写真右のようなピアノがおいてありました。見てのとおり保管状態は最悪で商品ではありません。誰でも弾いて楽しめるようになっています。


ノミンデパートを出てからもうひとつ大きめのショッピングセンターに寄ってからホテルに戻りました。そのショッピングセンター前の様子が写真左。モンゴル(とくにウランバートル)は完全に車社会ですが、ショッピングセンター前の歩道もご覧のとおり。この辺は何らかの対策が急がれるところです。
ところで今日は楽器店、書店でお金使い過ぎたかも。明日成田から富山まで帰れるのだろうか(大汗)
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