ピアノ基礎(0)基礎知識
2020.11.10
1.楽器に向かう姿勢
ピアノを含む楽器の練習はスポーツと共通するものがあります。テニスやゴルフでも基本の姿勢(フォーム)が大切なように、ピアノもまた楽器に向かう姿勢や位置(ポジション)が大切です。
図1.適切な姿勢
ピアノ用の椅子は高さが調節できるのが普通です。鍵盤に手を乗せた時、手首から肘がほぼ水平になるくらいの高さに合わせるのが適切な高さです。
椅子の位置は手首から肘が極端に収縮したり伸び切ったりすることがないくらいの位置が適切な位置です。(図1)
図2.適切ではない姿勢
図2左は楽器に近過ぎです。これでは手首から肘にかけての自由な動きが阻止されてしまいます。かといって図2右のように離れすぎてしまうと、鍵盤に手のコントロールが伝わりにくくなってしまいます。
2.指番号
図3.指番号
ピアノの練習で使用する指番号は図3のように両手とも親指が1、人差し指が2、以下順に3、4、小指が5となっています。
ピアノの楽譜は通常五線2段で1段として書かれています。原則として上段が右手、下段が左手です(上級レベルの曲になるとその限りではなくなります)。音符に付されている数字は通常では指番号を表します。指番号はあくまで弾きやすい指使いを示すもので、必ずしもこのとおりにしなくてはならない、というものではありません(図4)。
図4.ピアノの楽譜の見方
3.鍵盤と音符
ピアノの鍵盤と音符の関係は図5のようになっています。
図5.鍵盤と音符
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