日帰り旅行(高岡)
2017.10.28
前から一度行ってみたいと思っていた高岡大仏に行ってみました。雨は降らなかったものの少し肌寒い天気でしたが、今日のように何もない日というのはそう滅多にないので「曇天決行」です。


高岡大仏

JR・あいの風富山鉄道の高岡駅から徒歩10分ほどのところにあるこの大仏は奈良の大仏、鎌倉の大仏に次ぐ日本三大大仏のひとつ・・・(と地元では言われています。正確には3位の座はどこの大仏になるのかは現在のところ定説はありません)。歌人の与謝野晶子が「鎌倉の大仏より男前」と評したことから「イケメン大仏」の地位はゆるぎないと思われます(笑)。


赤レンガの銀行(富山銀行本店)

せっかく高岡まで来たので、鋳物資料館も寄ってみようかと、大仏からだと1kmほど歩くのですが自主リハビリを兼ねてしゅっぱ~つ。途中にこんなのがありました。富山県内唯一の本格的西洋建築で、史跡ではなく、現在も銀行として営業しているものです(富山銀行本店)


高岡市鋳物資料館

途中道草したため、大仏から歩くこと30分(平均時速2km/h・・・汗)千本格子の家並みに入ったところにありました。この鋳物資料館の隣は「町の駅」になっていて高岡銅器の販売も行っています。


人間国宝金森映井智の作品

人間国宝だった金森映井智氏(故人)の作品も展示されています。


金森映井智が使用していた道具

私が圧巻されたのはこれです。金森映井智はこの道具から自作していたそうです。

高岡銅器が全国的に有名になったのは、その着色の技術なのだそうです。焼き色、煮色、青銅色など独特な製法の過程で生まれてくる色です。


万葉線のドラえもんラッピング電車

鋳物資料館の見学を終えて高岡駅に戻る途中、万葉線(高岡~越ノ潟を走る路面電車)のどらえもん電車がやって来ました。ドラえもんの原作者藤子・F・不二雄氏はここ高岡の出身です。ちなみにJR城端線・氷見線では、藤子不二雄としてコンビを組んでいた藤子 不二雄Ⓐ氏(氷見市出身)の代表作「忍者ハットリくん」のラッピング車両を走らせています。

半日ほどの短い旅でしたが、このような小旅行は私の趣味のひとつです。

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